谷口けい冒険基金

谷口けい冒険基金:同志社大学山岳部レポート2


偵察行出発

5月初旬私たちは、写真を撮るべく勇み足で、極西域のトレッキングへと向かった。

このようなバスに乗り、キャラバン開始の町まで向かう。一番左の窓からのぞいているのが、須見隊員、バスの上に載っているがポーターの人の背負い籠)

キャラバン開始の町までは、ローカルバスに乗って33時間かかる!!

乗客の半分以上が車酔いで吐くも、止まることなく進み続ける。また日中は45度にもなる灼熱のテライ平原を突き進む。私たちは、ネパール入国以来の下痢に苦しめられていたが、もちろんトイレ休憩はない。

(▲バスで唯一休める、食事の時間。厨房でチャパティ(ナンよりも薄く、延ばし焼いたパンのようなもの)を作っている様子。釜の中に張り付いているのが、チャパティ。下中央の銀皿がおかず類)

そんなこんなで夜、町へ着いた。すでに勇み足などではない。今日は宿にてゆっくり休む。 翌日は、さらに乗り換えた車で崖路を進む。

(▲車を修理している様子。)

どう考えても、5人と少しの荷物が限界の車に、13人と荷物350kgを載せてばく進。いきなり、助手席のバンパーから白い煙が発煙し、全員外へ退避。運転手は、工具も使わず直し、再出発。ネパールらしい。

 

キャラバン開始

(▲ポーターの方々)

(キャラバン1日目の町。)

ポーターの方々と共に、私たち隊員も荷物を担いだ。今回は山の偵察のため、あまりお金を使うことが出来ない。そのため、私たちも荷物を担ぎ費用を節約することにした。 キャラバン中の食事も、隊荷を減らすため現地調達をすることにした。鶏や羊はもちろんだが、驚きの食事も出てきた。

(▲ヒマラヤ干し蛙)

(▲ヒマラヤゼンマイ)

現地の人から、カトマンズで雇ったコックを通して、これは何かと聞くと、いつもヒマラヤ~といった具合でコックは答える。どうもヒマラヤを免罪符にしている節がある。しかし、目の前の大量の蛙を見た時や、家畜の糞尿臭いゼンマイを食べた時は、さすがに参った。

また、極西地域は食糧事情も悪く、米なども古い質の悪い米しか手に入らない場合もある。おかげさまで、偵察中の3週間は下痢が続いた。ちなみにカトマンズで雇ったネパール人も下痢になっていた。