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ヒマラヤ大震災基金

野口健 ヒマラヤ大震災基金 立ち上げました


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ヒマラヤ大震災基金

野口より電話連絡がありました(デディング村)


ネパールの野口より電話連絡がありました。

「ロールワリング地方のデディングという村まで上がってきました。
カトマンズからロールワリング地方の入口のシンガリーという村まで車で来ました。今、雨季でネパール中の山間部の山道が土砂崩れで通行止めになっていて、
途中で反対側に渡って、車を乗り替えたりして、シンガリ―までやってきました。途中、崖を走るんですけど、上から落ちてきた岩でぺしゃんこになった車があったり、かなり緊張しながら、なんとか到着しました。
シンガリ―という町は、3年前にロールワリングから下りてきたときにきました。山から下りてきて、最初の都会というか比較的大きな町なんですけど、
今回、3年ぶりに訪れましたが、5・6階建てのビルのほぼすべてが崩れていて瓦礫しかない状況です。そこに、トタンで出来たバラックが並んでいて、みんなその中で生活しています。

そのシンガクリ―からキャラバンをはじめました。途中、山ピルがうじゃうじゃいて、かなり攻撃を受けました。僕もそうですし、今回一緒に来ているコジマ君、シェルパ、みんな攻撃を受けました。ピルが、気づいたらパンツの中にいて、血を吸われている時は痛く無いんで気がつかないんですけど、なんかヌルッとして、パンツに手をいれると血がべっとりついて、パンツが真っ赤かになるくらい、本当にピルはよく血が流れます。

そのピル地帯を何とか抜けて、今、3,600mくらいまで上がってきました。この地域を歩いていて思ったのが、エベレスト街道のようなメジャーなルートではないので、震災後、陸路で歩いてきた外国人は僕らが初めてで、とくにシニガオンという村は、ほとんど家が残ってないのですが、支援もはいっていない。支援が入っているところと、入っていないところの差が大きなと感じます。

明日、マーという村に行きます。その村の上に、ネパール最大級の氷河湖があります。その氷河湖が、震災によって亀裂が入っているのではといわれているのですが、調査が全く入っていない。なので、明後日マーに着いたら、その翌日くらいに、氷河湖の方に行ってみようと思います。
このチョ・ロルパという氷河湖は、何度か行ったことがあります。温暖化によって氷河湖が融解して決壊するのではないかと言われていて、アジア・太平洋水サミットの頃、調査に入ったことがあるので、比較してみたいと思います。

そして、そこから、峠を越えてエベレスト街道の方にぬけたいのですが、土砂崩れなどで峠を越えられないと言われ、ヘリコプターをチャーターして、エベレスト街道に向かいたいと思います。ただ、雨季ですので、ヘリがちゃんと迎えに来てくれるかなあ・・・

このロールワリング地方は、96年の8月に一度来たことがあるのですが、このあたりは、雨が多いという事もあり、この夏の時期は、とてもお花がきれいです。とくに、明日いくナー(4,000m)は、ブルートピーというお花があって、とてもきれいな花があるんです。氷河湖の調査にも行きますが、このブルートピーにも出会えたらいいなと思っています。
このお花の効果は大きくて、家が壊れたり、いろんな話を聞いていると悲しい現実があるのですが、お花畑があるとその瞬間ほっと心が救われる。お花ってすごいなと思います。

次は、クンブに入ってから更新したいと思います。」

ヒマラヤ大震災基金

再び、ネパールへ


8月11日、再び、ネパールを訪問しています。
雨のカトマンズは空気が澄んでいて気持ちがいい。涼しいし。日本の強烈な猛暑に完全にやられていたのでカトマンズでだいぶ回復中。ただ、山から下りてきたシェルパ達はこの快適なカトマンズでも暑いらしくグッタリしていますが・・・。
明後日からロールワリング地方に向けてトレッキング開始します。最初の数日間は標高が低いのでヒルが大量にいます。ヒル地帯を抜ければこの季節はお花畑、高山植物の絨毯です。夏のヒマラヤはいつぶりでしょうか?たぶん、98年以来かな。
最初の数日間はお知らせしたようにヒルだらけの森を歩く。これは木の上からもヒルが降ってくるのでなかなか大変ですが、ただね、今はがむしゃらに歩きたいですね。ヒルはさておき雨のヒマラヤトレッキングも気持ちがいいものです。時たま見せる青空に白い頂き。雲の隙間から突然姿を現すヒマラヤも圧巻です。そして高山植物はもう本当に凄い。今回は夏のヒマラヤも撮ってきますね。震災被害と同時にヒマラヤの魅力を伝えたいですね。

今日はネパール山岳協会会長のアンツェリンさん、そしてクムジュン村とクンデ村の組合の方々からピークエイドによる震災支援に対し感謝状を頂きました。
震災から約4か月。これからクムジュン村やクンデ村に向かいますが、
シェルパ達の話では驚異的なスピードで復興が進んでいるとの事です。
「テントや壊れた家屋の建て替え費用のサポートには本当に助かったんだ」
との声を聞いた時にはグッと迫ってくるものがありました。ネパールにとって
観光のシンボルであるエベレスト街道の復興は僕にとって大きなテーマでした。
トレッカーや登山隊、つまり観光客がネパールに戻ってくれさえすれば、なんとかなるとそう信じてやってきました。
残念ながら今はまだ閑散とした状態ですが、秋以降のトレッキングシーズンに
どれだけ戻ってくるのか。そのためにもエベレスト街道などの現地状況を伝えたいと思います。また久しぶりにヒマラヤのピークにも登ってみようかな。
シェルパの皆さんにも日本中の皆さんからご支援頂いたとご報告させていただきました。日本の皆さん、本当に有難うございます。
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ヒマラヤ大震災基金

クムジュン村の様子


ヒマラヤ大震災基金によってエベレスト街道にあるクムジュン村やクンデ村に大型テントを届ける事が出来ました。
先日、クムジュン村のシェルパから届けたテントの写真が送られてきました。
写真を眺めながら思い出していたことは、ヒマラヤ滞在中に震災が発生し現場に留まりながら自分には何が出来るのかと葛藤した日々の出来事。
被害規模があまりにも大きすぎ途方に暮れていました。
日本から1人でヒマラヤに行っていたので、

ヒマラヤ大震災基金

サマ村用のテントがカトマンズに着きました。


ヒマラヤ大震災基金によりヒマラヤ山域の村々に支援を行っていますが、エベレスト街道に300張、またロールワリング地方には30張の大型テントが既に現地の村々に届きました。ポーターたちが無事でよかった!
雨季が始まり土砂災害が多発している山間地域をキャラバンしながら物資を運んでいるので、

ヒマラヤ大震災基金

ご寄附をいただきました


活動に協賛して下さっている富士電機さんから「野口健ヒマラヤ大震災基金」にご寄付頂きました。震災直後にご連絡を頂きご寄付頂いていました。このヒマラヤ大震災基金は本当に多くの皆さんに助けられながら活動が続いています。感謝感謝です。