熊本地震

記者会見を行いました


本日、日本記者クラブにて「益城町テント村の報告と今後の避難所の在り方に関しての提言」をテーマに総社市の

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日本の避難所を考える


昨日、テント村にて総社市の片岡市長と益城町の西村町長、そして衆議院議員による視察団の皆様と意見交換を行いました。
災害時における「テント村」も一つの選択肢として活用できるのではないかとご説明致しました。
テント村には様々な専門家の方々が視察にきましたが、よく耳にしたのは「日本の避難所は他の先進国と比較すると三流」といった厳しい意見の数々。
スフィア基準(人道憲章と人道対応に関する最低基準)には避難所としての最低基準が明記されていますが、例えば「一時的な災害避難所として適切なプライバシーと安全が確保された覆いのある空間で、一人当たり3・5平方メートルが必要。それが叶わない場合は家族テントやプレハブなど確立されたシェルターが提供されるべき」とあるのだそうです。
日本の避難所は地域によって一人当たりに割り当てられる空間は異なりますが、2平方メートル以下の避難所も決して珍しくないとのこと。ちなみにテント村はテントとタープを含めると一人当たり5・9平方メートル。
災害避難用としてのテントの利点は、プライバシーを保つためには有効であり、限られていますが、家族単位の空間を作る事によって精神的なストレスもかなり軽減できます。また、周囲の明かりや音にも格段に気にならなくなること。
イタリアの場合、例えば2012年のエミリア地震の避難所では、5〜6人づつのテントで、簡易ベッドがあり、カーペットが敷かれていた。食堂として大型ドームテント(約200人収容)があり、料理人により食事が提供されていたとのこと。
専門家の方々から「テント村は日本の避難所のモデルケースにするべき」といった評価も頂きました。
ただ、課題もあります。全てのテントに簡易ベッドを配置できなかったことなど。畳に布団という、日本人の生活習慣によるところも大きいのかもしれませんが、避難所生活が長くなるにつれ布団から動かなくなる傾向が強くなる。ベッドがある事により座ったり立ったりと運動量が増えると。エコノミークラス症候群対策にも簡易ベッドはかなり有効であるとの専門家の指摘も多かったです。またイタリアのテント村では、簡易の冷房装置もテントに設置されているとのこと。
我々のテント村ではボランティア団体から寄付されました簡易の扇風機を配りました。冷房装置程ではないにしろ「扇風機でだいぶ楽になった」との声も多かったですが、改善の余地はあります。
そして益城町の西村町長とテント村にてお話しが出来た事には意味がありました。改めて感じた事は西村町長と信頼関係を築いて持続的な関係を築いていきたいということ。テント村誕生時に現場でご説明出来ていればまた違った結果になっていたのかもしれない。
大切な事は被災者の方々に様々な選択肢を用意する事です。その為には震災が発生する前から震災発生時に向けた徹底した準備。
「テント村にまだいたいのに」という声が多い中、テント村を閉鎖しなければならないのは、身を引き裂かれる思いです。残念で、残念で、残念でなりません。入居者の皆さんに申し訳ない。
次のテント村入りは5月31日です。明日からは富士山へ。2日連続で富士山清掃活動です。
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お配りしたテントは、必要でしたらお持ちください。


避難所にも入れず行き場を失う方々がでない事を心から願っています。
「テントを頂けますか。避難所に入れないかもしれないし、プライバシーのない避難所生活に抵抗もあります。自宅の庭にテントを張りたい」との声があります。
一ヶ月間生活したテントはもう皆さんのお家です。生活の一部です。どうぞ必要ならばご自由にお持ちください。
テントやタープの張り方が分からなかったらテント本部に来てください。教します。ペグも忘れずに必ず持っていってください。
タープやベッド、ランタンなど皆さんのお配りした物で必要な物はお持ちください。
何人もの方々が「車中泊に戻るしかない」と、しかし、それだけは避けてください。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160524-00010007-nishinp-soci

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テント村に新たな不安


過酷な車中泊からテント村に避難されてきた方々に対し、新たな不安、戸惑いを与えてしまったこの状況が何よりも残念。本当に正しい判断であったのだろうかと。
そもそもテント村は車中泊対策としてスタートしました。益城町総合運動公園の体育館は震災により天井が崩壊し避難所として使えない状態が続いていました。故に駐車場には車中泊の車が溢れていたわけです。
避難所や仮設住宅など充分な受け入れ態勢が整えられたらテント村の役割は終了する。テント村はそれまでの「繋ぎ役」です。
しかし、その先の見通しが明確に見えないまま、先にテント村の廃止が決定された事に戸惑いの声が上がっています。
テント村は入居者の皆さんのストレスを少しでも軽減をさせたいと様々な工夫、対策を行ってきました。それだけに、行き先が決まらない状況のままテント村閉鎖が先に発表され皆さんに不安や不満、そして不信感すら与えてしまったのは残念。
移転先の見通しがついてからテント村閉鎖を発表するべきではなかったか。テント村の入居者から「ここを出されたらまた車中泊に戻ります」と言われた時は頭を殴られたようなショック、衝撃を受けた。車中泊に戻す事はあってはならない。
町民によって選ばれた町長の判断は尊重しなければならない。頭では分かっています。しかし、同時にもの凄く不安を感じているのも事実です。
現場にいますと「リーダー不在」という声をよくよく耳にしますが、こういう時こそ、トップリーダーは被災されている方々に対し定期的にメッセージを発するべきではないだろうか。
そしてリーダーには「車中泊には決して戻さない」との強い対策を徹底して頂きたい。
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